黒川検事長が、朝日新聞社の元記者と賭麻雀をしていたことが明らかになりました。
そのリークを受けて、黒川検事長は訓告処分を受けることに。
その処分が「甘過ぎるのでは?」との意見が多数出ており、「上級国民だからだ」との声も聞こえてきています。
黒川検事長が訓告処分
東京高検の黒川弘務検事長が辞任する意向。緊急事態宣言期間中に都内で賭けマージャンをした疑いを週刊誌が報じ辞任論が強まっていました。黒川氏は検察官では前例のない定年延長を政府が閣議決定していました。https://t.co/kWI4YAfSsc
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) May 20, 2020
緊急事態宣言下で、新聞記者らと賭け麻雀をしていたとして、訓告処分を受けていた黒川氏が21日に辞表を提出していました。
訓告とは
国家公務員法82条が定めている懲戒処分(免職、停職、減給、戒告)とは異なり、
法律上の処罰とならない比較的軽い実務上の処分の1つである。
訓告は、業務違反の際に口頭又は文書で注意をする処分であり、
給与や昇格に影響はないことも多い。
「#検察庁法改正案に抗議します」のツイートが拡散されたことで、話題になっていた黒川検事長。
こちらの記事でも詳しく説明していますが、
「黒川検事長の定年延長をする」ということに政府内外で批判が上がっていました。
結局は、Twitterでの大炎上の様子を受けて、5/18に検察庁法案改正案の決議は見送られましたが、その矢先に、週刊文春による黒川検事長の賭け麻雀疑惑のスクープ。
なんだかタイミングが良すぎるので、政府は黒川さんがスクープされることをもともと知っていたのでは?とも思われますよね・・・
最終的に黒川検事長はスクープの内容を認め、5/21に辞表を提出していました。
黒川検事長の退職金はいくら?
黒川検事長の辞職が決定した訳ですが、衝撃なのが退職金の額!
噂によると、7000万円といわれています。
訓告処分が、” 業務違反の際に口頭又は文書で注意をする処分であり、給与や昇格に影響はないことも多い “ とされているので、退職金も満額払われる予定だそうです。
ルール上ではそうかもしれませんが、いくらんなんでももらいすぎな気がしますよね?
辞表を自ら提出し、検事総長のポストを捨てたのも、この退職金が欲しかったからなんじゃないの??と思ってしまいます 笑
税金の無駄遣いの声も!全額で7000万円は多すぎ!
黒川さんの退職金について、7000万円は高すぎる!との声が多数上がっています。
黒川さんは、
・東京大学法務部卒業後
・地方の検察庁で勤務した後に法務省に入った
・東京高等検察庁
というエリート街道を歩いてきた人。
普通のサラリーマンに比べてたら、それはそれは大変な苦労もあったと思いますので、本人としては「これくらいもらって当然」と思っているかもしれないですね。
でも、一連の騒動を見ている国民としては、
・安倍総理にひいきされ
・賭麻雀をこそこそしていた
黒川さんに、自分たちの税金を持っていかれるのはなんだか悔しい気持ちになります。
検察官は違法行為をしても逮捕起訴されないんですよ!これこそまさに上級国民。https://t.co/f3cL1TdpK7
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) May 21, 2020
東京都知事選にでるかどうかが注目されているホリエモンも、この黒川さんの処分が軽い事に「上級国民」という言葉を使って批判しています。
まとめ
今回は、黒川検事長の賭麻雀からの辞職に関してを記事にしました。
賭け麻雀は犯罪です。過去に蛭子能収さんなどが賭博罪で逮捕されています。
同じことを検察官である黒川さんがしているのに、逮捕されずに、しかも退職金7000万円をもらえるなんてどうにも不公平な感じがしますし、私達の税金をなぜこんな形で使われるのか納得がいかないですよ。
それに、検察の人間と、メディアの人間がこんな付き合いをしていたというのも恐ろしいなと思いました。
接待ゴルフならぬ接待麻雀という事でしょうか?
黒川さんを気持ちよくさせて、有益な情報を引き出そうとしていたのかと疑念がぬぐえないです。