山梨コロナ20代女性の特定班は逮捕されないの?勤務先がデマで風評被害!

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GW中に山梨に帰省し、コロナウイルスに感染していたことが分かった20代の女性に関して、女性の身元を特定する動きがネット上で強まっていました。

➞20代女性の身元を特定する行為が怖い

女性の勤務先として特定されていた企業が、『風評被害』だとして法的措置も視野に入れていると発表しています。

山梨コロナ20代女性の勤務先がデマで風評被害を受けている!

コロナウイルに感染した女性が山梨に帰省をしていたとして、その女性の身元を特定する動きがインターネット上で広まっていました。

・過去のツイートから職業を予想
・卒業アルバムの写真も出回る
・勤め先の電話番号
・女性が行ったとされるゴルフ場、整骨院

このような情報がTwitterに投稿されたり、まとめサイトも乱立されていました。

その『勤務先』と名指しされた会社が『事実無根である』ということを公式ホームページ上で公表しています。

特定された女性と同姓同名の人がいるという噂があったらしく、会社に沢山の電話が殺到したのでしょう・・・

ただでさえ先行きが分からない状況の中、こんな問い合わせで電話が鳴りっぱなしなんて耐えられません。

しかも、デマ情報での風評被害ですからね。本当に気の毒だなと思ってしまいました。

特定班がやりすぎ!の声多数

他にも、インターネット上の掲示板では

・この女性の行動はどうかと思うけど、さすがにやりすぎ。
・風評被害大きいよね
・ほんと間違えられた人は気の毒でしかない

と、行き過ぎた特定行為に疑問を感じている人が多く見受けられます。

今年のゴールデンウィークは自粛しましょうと呼びかけられている中、高速バスを使って規制をしてしまったこの女性の行動も好ましいものではありませんでした。

しかし、インターネット上でこの女性の身元を暴こうとする雰囲気は、リアルタイムで見ていても、『怖いな・・』と思わずにはいられませんでした。

実際に、全く関係のない会社が風評被害にあっていますし、帰省先でこの女性とBBQをしたとされるメンバーにも一部デマがあったようです。

この女性を特定しようとしていた人達は、もしかしたら正義感をもっていた人もいるかもしれないし、ただ単にアクセスを集めるのが楽しかったのかもしれませんが、間違った情報によって迷惑がかかる人もいるという事は、忘れないようにしたいですね。

過去の特定班?

過去にも、ネット特定班がデマを流したケースがあります。

ガラケー女 2019年

誰の記憶にも新しいのが、2019年の『あおり運転事件』だと思います。

あおり運転をし、傷害容疑で逮捕された犯人の横で、一部始終を録画していた同乗者の女性が『ガラケー女』と呼ばれ、すぐにこの女性の身元特定が始まりました。

5チャンネルやSNS上で、” ガラケー女だ! “と書き込まれてしまった女性の会社や携帯電話に嫌がらせの電話が殺到し、多大な精神的な苦痛を味わいました。

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被害に遭ったこの女性は、Twitter上でデマの書き込みをリツイートした、愛知県豊田市議を名誉棄損で訴たという事です。

また、容疑者の男と同じ苗字の会社が、容疑者の父親の会社だとデマが流れて嫌がらせや風評被害にもあったようです。後々には訴訟問題にまで発展しました。

東名高速あおり運転 2017年

東名高速でワゴン車があおり運転を受け停車させられたところに、トラックに追突されて夫婦が死亡した事故がありました。

この時も、無関係の建設会社が『容疑者の勤務先』として特定班により名指しされ、会社に誹謗中傷の電話が殺到。この会社の社長はデマを流した人たちを名誉棄損で訴えました

訴えられた特定班は、最終的には、十分な証拠が得られなかったとし、不起訴になってしまいました。

特定班の逮捕の可能性は?

インターネット上で、個人を特定しようとする行為が逮捕につながるのかどうかを調べたところ、

ネット上に落ちている情報や現地調査などによって本人を特定するだけであれば違法性はない

ということです。

しかし以下のような行為があった場合は違法になり、特定班自体に損害賠償責任が発生したり犯罪が成立したりする可能性があるという事です。

①不正アクセス禁止法違反
本人特定の際に本人やその他の人のIDパスワードを使用し、SNSなどに勝手にログインする

②ウイルス作成、提供罪
本人を特定するため不正なアプリを作成し、本人やその他の人のパソコンやスマホに仕込んだ場合

③住居侵入
本人宅や敷地内などに侵入したら

④プライバシー侵害
情報収集だけでは基本的に違法ではないが集めた個人情報を公開するとプライバシー権侵害となる。
例 ) 「炎上した本人の名前は〇〇、住所は××、メールアドレスやSNSアカウントはこちら、父親や母親、兄弟の個人情報、職業、住所、連絡先」などと晒した場合

⑤肖像権侵害
本人の顔の画像や動画をネット上に投稿した場合

⑥名誉棄損、侮辱罪
炎上した本人をネット上に投稿するときに、名誉毀損的・侮辱的な引用文をつけて投稿すると、名誉毀損罪や侮辱罪が成立する可能性がある。
※親告罪のため、本人が刑事告訴した場合は逮捕される可能性あり

今回の女性の場合ですと、プライバシー侵害罪肖像権侵害が真っ先に当てはまりそうですが、この2つは処罰規定が設けられていないので、逮捕には至らないという事です。

しかし、迷惑を被った人や企業が名誉棄損侮辱罪で刑事告訴した場合は逮捕の可能性もあるという事になります。

まとめ

山梨出身のこの女性を特定する動きは、見ていてとても怖いなと感じていました。
過去の特定行為で、間違った情報を流されて、迷惑を被った人が沢山いたことを人はすぐ忘れてしまうものなのでしょうか?

最初は正義感から、情報を集めていたかもしれませんが、あまりにも行き過ぎた行為は誰も幸せにしないなと思いますし、今度は自分が加害者になってしまう可能性も十分にあります。

インターネットは本当に便利で、使っていて楽しいし、今では生活になくてはならないものですが、どうせ使うなら人を幸せにする方向で使いたいものですね(*^^*)

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