【5/4追記】コロナウイルスに感染した都内女性が、山梨に帰省していた問題で、保健所に嘘の行動経歴を報告していたことを追記しました。
————————————————————————————————
東京都内在住の20代女性が4月29日に地元の山梨に帰省し、しかも新型コロナに感染していたことが分かり、話題になっています。
インターネットではその女性を特定する動きがあり、住所・家族の職業まで割り出されるという恐ろしい状態になっています。
Contents
山梨に帰省した20代女性が特定された?
ゴールデンウイーク中に地元の山梨に帰省し、しかもコロナウイルスにかかっていたことが分かった20代女性。その女性の行動歴に驚きの声が上がっていました。
・味覚と臭覚に異常を感じていたが会社に出勤し続ける
・外出自粛が呼びかけられているが、地元の山梨に帰省
・地元の友人とBBQ
・PCR検査の結果を待たずに東京都内に戻ってくる
→PCR検査で陽性の反応が出ているのを知りながら、高速バスにて東京都内にもどる
もともとヤフーニュースやテレビの報道では、
・東京都在中
・山梨県出身
・20代女性
という事しか公表されていなかったのですが、女性の行動が軽率過ぎたのか、彼女の身元を特定する動きがインターネット上で加速していきました。
また、山梨のローカルなネット掲示板でも、女性の身元を割り出そうとするスレッドがいくつか立ち上がり、地元の人が色々と書き込んでいました。
掲示板で検索されているワード↓
Twitter上でも女性や一緒にBBQをしていた友人、家族の職業などが晒されておりちょっとした炎上となっています。
※個人情報になりますし、掲載されている情報が全く別の人の情報という事もあるので、ここには掲載しません。
20代女性の家族が村八分の危機?!
都内から地元・山梨に帰省してしまったこの女性の行動は、決して好ましいものではありませんが、この炎上ぶりに心配されているのが、地元の家族のことです。
山間部の小さなコミュニティーでは、隣近所の目が凄く近いんですよね。
そのご家族が近所とどのような関係を築いてきているかは分かりませんが、いわゆる村八分状態になってしまう可能性が考えられるのです。
ネット上の地元の人の声でも、
・怖いので早くどこの人か特定してほしい
・同じ山梨県民として恥ずかしい
・ちゃんと特定してもらって、対策したい
・利用した店を知りたい。
と、ウイルスへの恐怖心から、情報を知りたがる声が多く掲載されていました。
ただ情報の扱い方を間違えると、無意識のうちにイジメへと繋がってしまいます。
実際に、長い間コロナウイルスの感染者が0人だった富山県で、初めてコロナウイルスに感染した人が、家に投石をされるなどの被害に遭い、隣県へ引っ越しをしてしまったそうです。
また、徳島県でウイルスに感染した男性は、県の発表のせいで住所や氏名を特定され、訴訟を起こす騒動になっています。
特定行為が怖すぎる!
ここまで特定行為があっという間に進んでしまうと、恐怖を感じますね。
多くの人が、外で遊びたいのを我慢して、家ですごしているわけですから、フラストレーションが溜まって、攻撃モードになっている方が増えているのだと思います。
特定する方も、夢中になって情報を集めているのかもしれませんが、もし間違った情報が拡散されているとしたら、とても怖いと思います。
!!2020/5/4追記!! 保健所に虚偽の行動経歴を報告していたことが発覚
女性は当初、5月1日の高速バスで東京都内に帰ったと報告していましたが、実は2日の朝の便で東京都内に帰っていたことが発覚しました。
結果判明前の1日20時25分ごろ、富士急ハイランドバス停発の京王バスで帰京
↓
陽性判定後の2日午前10時20分ころ富士急ハイランドバス停発の高速バスで帰京
これは、テレビで報道を見ていた知人の女性が保健所に『今朝帰った』という情報提供をしたことで明らかになり、家族と本人に事情を聴いたところ、事実を認めたそうです。
ただでさえ、女性の行動が炎上していたところ、またもや新しい火種が出てきましたね(^^;
ネット上でも
・テロと変わらない!!
・これは実名報道すべき
・悪質過ぎて犯罪レベルなのでは?
・一緒に嘘つく家族もヤバイな
・もう山梨には帰れないね
とバッシングが強まっています。
さすがに、家族も一緒になって嘘をついていたことは擁護できないし、とても残念な行為だと思います。
まとめ
世界中を取り巻くコロナウイルスのせいで、先行きが分からずに、ずっと不安を胸に抱えて苦しい人も多いと思います。
街に出ても、ちょっと様子がおかしい人も見かけるようになり、今日も道端で寝転がって喚いていたお兄さんが、警察に連れていかれるのを見かけました・・(^^;
でも、一人一人の状況は違っても、苦しいのはみんな一緒。人の事を攻撃するよりも、自分が少しでも楽しい気分で過ごせるように、気持ちを切り替えていく方が良いのではないかなと思います。